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【議論】西安の小学生が空港で読書報道に対する揶揄コメント 専門家は社会の浮ついた風潮と分析

2016-07-06 人民網日本語版 人民网日文版



陝西省西安市のある小学校の生徒たちがサマーキャンプのため日本を訪れ、関西空港で列に並んでいた際、秩序正しく床に座って本を読みだした画像が微博(ウェイボー)で取り上げられ、大きな話題となっている。多くの主流メディアが微博公式アカウントで同エピソードを転載し、多くのネットユーザーから次々に「いいね!」が寄せられ、民度が向上している証としている。一方で模倣やヤラセではないかと懐疑的な見方をするネットユーザーもいる。

 

◎保護者「子供に良い習慣を身に付けさせるには適度な制限が必要」

 

4日、今回のサマーキャンプに参加した生徒の母親である王さんと連絡し、西安高新第一小学校の4年生の生徒たちであることを確認した。修学旅行として3組に分かれて日本へ行く計画で、今回話題になったのは第一陣の生徒たち。今後、第二陣、第三陣が日本へ向かうという。

 

王さんによると、この画像は当初保護者の間だけで送受信されていた。保護者に子供の無事を伝えるために学校の教師が撮影して送信したものが、なぜかこのように多くの人々の注目を集めることとなり、王さんもやや驚いていると語った。

 

同小学校はかねてから、生徒の読み書きの能力向上に力を入れており、今回のキャンプ中も、携帯電話の所持は禁止。読書用の本を携帯するようにと指示していたという。

タイの空港待合室で熱心に本を読む日本人学生

 

またネット上の「日本の学生のまねをしている」や「写真を撮った教師によるヤラセ」といった一部の批判的なコメントに関して王さんは「保護者として、子供には小さい時から、特に外出時にはある程度制限が必要だと考えている。私たちは子供にきちんと勉強して、きちんとした人間になるように、子供たちに常識ある行動をとれるように教育している。このような行動は生活のあらゆる場面に影響しているはずで、間違った解釈をしてほしくない」と苦言を呈した。そして「良い習慣は広く喧伝されるべきで、日本の学生にできるなら、中国の学生にもできる。一部のネットユーザーの批判的なコメントは理解に苦しむ」と語った。

 

◎専門家「浮ついた社会の風潮。真善美はもっとたくさんあると信じるべき」

 

今回の件に関して、陝西省社会科学院の専門家石英氏は「ほとんどのネットユーザーはこの件を理性的に見ている。中国社会は昔から学生や国民に読書を提唱しているからだ。しかし、一部のネットユーザーが懐疑的な見方を示していることは、情報化社会の急速な発展を背景とした、浮ついた風潮が存在していることを物語っている」と分析している。

 

また「現在、いいことでも伝えられていくうちに、いろんな声が上がってくる。それには称賛の声もあれば、批判の声もある。現在、メディアや世論を利用して、いいことをしているように見せかける人がいることは否定しない。しかし、具体的な問題は具体的に分析しなければならず、ひとまとめにすることはできない。現在の社会は浮ついた風潮はあるものの、それでも真善美が残っており、いいことのほうが多いと信じるべきだ」との見方を示した。


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